前回
さて…腹ごなしに ウロチョロ
本郷のキャンパス内には、14の銅像があります。
8名の日本人と6名の外国人です。
明治10年(1877)に日本初の近代的な大学として設立された構内は、実は、銅像の殿堂でもあるのです。
先ずは、一番印象的な方の銅像
濱尾 新 (1849~1925)
■建立:1932年
■製作:堀進二
濱尾 新 はまお あらた
幕末に豊岡藩士の子として生まれ、明治26年に東大(当時は帝国
大学)の第3代総長に就任します。その後、入閣して文部大臣を務
めますが、明治38年に第8代総長として東大(当時は東京帝国大
学)に復帰し、以後7年間総長職を務め、施設や教育機関としての
機能強化を進めました。
多くの学生に愛されている正門から銀杏並木、大講堂に至る施設
の配置や意匠は、アイデアが反映されたものといわれています。
銅像は、没後7年目の1932年に建立。
ソファーに腰をかけ、足を組んでリラックスした姿は
古市公威像も手がけた堀進二の手によるものです。
安田講堂と三四郎池の間の道に面して、
安田講堂を見つめるように置かれています。
台座も含めると約4メートルという大きさが目を引きます。
見つめる先は、安田講堂
彼方こちらにかなりの傷みが、目立ってきてます
東京大学のルーツは、幕府によって運営されていた昌平坂学問所などの教育機関で、明治維新後、欧米の教育制度を見習て、それまで細分化されていた学問所や機関を統合した近代的な公立教育機関として誕生した大学です。
多く さらに指定までは受けていないものの建築関係者に評価
の高い建物なども多数あります。
幾つかを紹介していきましょう。
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